2011/12/11

出演者プロフィール

渡辺 愛 Ai Watanabe

東京音楽大学作曲専攻卒業を経て、同大学院作曲修了。曲・演奏ともに受賞歴・公演歴多数、現在国内外で活動する。器楽・音響メディア・即興・アクースマティック(空間音響)とその作曲手段は多岐に渡り、ダンス・映画音楽にも作品を提供。移動式音楽喫茶『秋福音』のマドラー(サウンドミキシング)担当として即興パフォーマンスライブも精力的に展開している。フランスにて“Trio Haiku”としてCDリリース。第一回学長賞受賞、CCMC入選、東京国際室内楽作曲コンクールにノミネートされる他、MOTUS夏期アトリエ(04 年)、FUTURA(05,06 年)、奨学金を得てACANTHES夏期アカデミー(06年)、IRCAM講習(09年)参加。 2008年より拠点をパリに移し、パリ国立地方音楽院(Conservatoire à Rayonnement Régional de Paris)にて電子音響音楽の作曲とエクリチュールをドニ・デュフール氏ほかに師事。2010年、Phonurgia Nova主催のピエール・シェフェール賞に選ばれる。現在、東京藝術大学大学院音楽文化学専攻・音楽音響創造博士後期課程に在籍。SACEM会員。


Jemapur (Lakho / Saluut)
1986年生まれ。静岡県在住。波形中毒。多目的自主 レーベルLakho主宰。
幼少期からクラシックピアノの教育を受けて育ち、2000年頃からコンピュータによる作曲を開始。
2002年よりSabiと共にIDM/アンビエントを中心に取り扱うレーベル、SAAG Recordsを設立し、数枚のリリースを企画するも、その後活動休止。
これまでに、Dok Springs (Hydeout Productions, 2006), Evacuation (W+K Tokyo Lab / EMI Music Japan, 2008), Microsleep (Lakho, 2011) の3枚のアルバム発表を発表。
自身の活動の他に、Sony Playface, Nike, Uniqlo, onedotzero, WOWなどのCM音楽や映像作品への音楽提供や、ユニットとして  DELMAK (w/ Cutsigh)、Pull Out (w/ Manathol) など各方面で偶発的に活動中。
2010年より、石井利佳らと共に作家自身による電子音楽のセレクトショップ、Saluutを運営している。
Lakhoの作品もSaluutを通じて、年内に更に数点の作品をリリース予定している。
また新作Microsleepは、サンフランシスコに拠点を置く  Tokyo Ghost Islandからのライセンスリリースが決定している。
http://jemapur.inpuj.net/
http://www.saluut.net/
 
由雄 正恒 Masatsune YOSHIO

神戸出身。作曲家、メディアマスターNo.75。

コンピュータによる芸術作品の創作を専門とし、アルゴリズミック・コンポジション、音響合成、ライブエレクトロニクス、メディア表現を題材にした創作研究を行っている。昭和音楽大学作曲学科、IAMASアートアンドメディア・ラボ科を卒業。佐藤洋一、上原直、岩下哲也、豊住竜志、三輪眞弘の各氏に師事。
日本作曲家協議会会員、情報処理学会音楽情報科学研究会会員、日本電子音楽協会理事、昭和音楽大学専任講師。
 

吉原 太郎 Taro YOSHIHARA
1968年、東京生まれ。昭和音楽大学作曲学科卒業、山梨大学大学院修了。作曲を豊住竜志、藤原嘉文、電子音楽を成田和子に師事。
2001年フランス国立視聴覚研究所INA-GRM電子音響制作 アトリエへ参加。フランソワ・ドナト、ダニエル・テルッジ、ヤン・ゲスラン諸氏の指導を受 ける。これをきっかけに2002年以降は24チャンネル・デジタルマルチトラックによる立体音響作品の制作へ徐々に傾倒。作品はブールジュ国際電子音楽フェスティバル(フランス)、フェスティバルFUTURA(フランス)、CCMC、JSEM日本電子音楽協会定期演奏会、ISEA電子芸術国際会議、名古屋市科学館プラネタリウム上映番組、FMラジオ、新聞等メディアでも紹介される。
近年はマルチトラックとアクースモニウムの混在システムのための作品制作及びシステム構築をする。2008年より電子音響音楽との一定の距離を置いた活動としてDJ-GINとのELECTRONICA UNITでも活動の場を広げている。
日本電子音楽協会会員、音と音楽創作工房116運営委員、山梨大学教育人間科学部講師、同教育研究開発センター講師、SPACE VISION主宰、SPEAKERS ORCHESTRAメンバー、富士電子音響芸術祭芸術監督。

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